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Channel: ケンリックサウンド・ブログ【KENRICK SOUND BLOG】JBL43シリーズ大型スピーカー専門店
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ケンリックサウンド製作セーム革エッジの出張交換サービス 長野県・松本市 矢島様 JBL 4343AWX

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ケンリックサウンドのオリジナル金型から製作する極上の最新版人工セーム革エッジのご紹介です。

15インチ、14インチと10インチのJBLユニットに特化した薄手で柔らかい人工セーム革エッジと専用ダンパーでのユニットエッジ修理を行うと、ウレタンエッジのような劣化が起こらず長きに渡り交換修理が不要となります。この半永久耐性の素材に支えられ、コーン紙を周囲で保持するエッジ部分の品質が安定することにより、コーン紙根元に存在するダンパーと呼ばれる制動を司るパーツの寿命も併せて向上します。

通常、ウレタンエッジが劣化して朽ち始めると、コーン紙の自重を支える力が衰え、全ての加重がダンパーにのし掛かることとなります。これにより蛇腹状のダンパーは変形・偏りを起こし、機能を失うことにつながるのです。さらに状況が悪化すると、ボイスコイルがマグネットギャップ内の所定位置からずれ、擦れ始めることによってコイル表層の絶縁コートが欠損、ボイスコイルのレアショートにまで発展します。この状況にまで陥ると原則的に修理対処法はマグネット・フレームを残して全てのパーツを入れ替える、リコーン作業となってしまいます。

ウレタンエッジを貼ってから1年ほどエージングした状態に近い当社の最新版人工セーム革エッジの音は、音質向上と耐久性向上の両面から優位性がある大変お薦めの修理サービスです。

基本的にはお客様にて対象となるスピーカーユニットを取り外して頂き、当社へお持ち込み、あるいは専用梱包段ボールキットにて輸送して頂きますが、出張にて取り外し、また修理後に組み付け、音出しチェックとセッティング診断、音質向上アドバイスとその作業も実施しております。

今回のお客様事例は、長野県・松本市にお住まいの矢島様宅にあるJBL 4343AWXのウーファー、そしてミッドバスを当社人工セーム革エッジに交換した結果です。

納期となる約2ヶ月間をお待ち頂いたかいもあり、とにかく素晴らしい鳴りが得られたことに感激してくださいました。


【お客様のコメント】

細井様

こんばんは、矢島です。
昨日は遠い所、スピーカーを取り付け、
調整に来て頂き、ありがとうございました。

お陰様で、以前の4343に蘇りました。
修理前より、音の透明感が、良くなった感じが致します。
修理して頂いて、本当に良かったと思っています。
また、こちらに来る機会がありましたら宜しくお願い致します。
是非、また来てください。お待ちしています。

フェラーリ、凄いです。凄く興奮してしまいました。
帰りの際、あのフェラーリの自然吸気の乾いた排気音素晴らしいです。
(※出張時は、官能のサウンドを奏でるV12エンジン『Ferrari GTC4 Lusso』もしくは同じくV12エンジン『Aston Martin Rapide S』でお届けしています)

本当にありがとうございました。



出張費用は相応にかかったとしても、皆様が最もお喜びくださるのは、アッテネーターの最適な位置決めについてです。当方は15年にわたりJBL43XX系のセッティングおよびアッテネーターでのバランス調整を日常的に行っておりますので、訪問先のお宅でも短時間、ものの5分ほどでベストチューニングを行います。それにより、左右の特性を整えるだけではなく、ボーカル定位の左右上下位置の確定と、ローエンド、ハイエンドの自然な引き上げができるようになります。

JBL 4344 Mk2、4344, 4343など434Xシリーズや、4320, 4331他、様々なモデルに対応いたします。それでは、人工セーム革エッジ交換を経て、アッテネーター調整を含む最適化バランスを終えた、抜けの良い音の響きを上記動画にてお確かめください。

【実施費用】

No.
品名
単位
単価
数量
金額
1
JBL 2231A 人工セーム革エッジ交換
¥28,500
2
¥57,000
2
JBL 2121 人工セーム革エッジ交換
¥28,000
2
¥56,000
3
JBL 2231A/2121 ダンパー交換
(ダストフィルター交換を含む)
¥15,000
4
¥60,000
4
JBL 2231A、2121 フレームヘアライン再研磨
¥2,500
4
¥10,000
5
出張取外工賃
¥45,000
1
¥45,000
6
出張組付・音出し診断・音質向上工賃
¥45,000
1
¥45,000
 
小計
¥273,000
 
消費税
¥21,840
 
税込合計
¥294,840


USBオーディオDAコンバーター音質ガチンコ対決!KENRICK SOUND DDC + DAC VS. Asoyaji Audio "Minimal DAC Du"

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ASOYAJIオーディオの廣瀬さんから、DACの評価をして欲しいとの連絡を受けてご自宅の工房に伺いました。現在取り扱われているDACを製品化する前にも聴かせて頂く機会があったため、以前にも忌憚ない感想や改良アドバイスを差し上げていました。

とはいえ当社でもDDC、DACは自社製品として開発している立場から、全てを気前よく開示するわけにはいかず可能な範囲で率直なコメントをするというスタンスでした。現在は起業されて正式に商品として販売をされているものですから、いよいよ真剣勝負ということで、じゃあどうせなら「ガチンコ対決」しませんか?と、私から申し出て叶った企画です。

当社から廣瀬宅に持ち込みましたDDC、DACや電源装置と専用のノートPCで鳴らす「KENRICK SOUND DDC+DAC」。対するはご自分でセッティングされたスピーカーシステムやアンプ類と、PCオーディオシステム、そして「Asoyaji Audio "Minimal DAC Du"」。リモコン式ラインセレクターでAB比較ができるようにセットして、同一のWAV楽曲を同時タイミングで再生する仕掛けです。このビデオを撮影するタイミングまで、基本的にお互いリハーサルはなし。緊張の中での一回勝負でした。

スピーカー、アンプなどのセッティングがアウェイな環境であるという点と、「音量レベルの高さ」がAB切り替え比較では有利に働くため、"Minimal DAC Du"の出力ゲイン設定がやや高いことは、当社にとって不都合ではあったものの、概ね想定の結果は残せたと考えています。

現場で感じたこと、そして撮影動画を見直しての感想は、廣瀬さんにもお伝えした通りのことなので端的に述べます。Asoyaji DACは、以前と比較して中低域に張りが出たように思います。一方でより低い低域や中高域から高域に掛けて、伸びやかで粘りが欲しい局面、とりわけヴァイオリンやヴォーカル帯域の艶とディテール感に関しても、一様に突っ張っている様相があり、そこは肩肘張らない、たおやかな表現をまとって欲しいと感じるのです。当社DACは、粘り、抜け、抑揚、調子の多彩さなど、音楽的表現の豊かさにおいては、未だ一歩も譲らないと感じております。

今回、勝負に応じてくれた廣瀬さんには感謝を申し上げます。

USBオーディオDAコンバータ音質ガチンコ比較対決2回目 KENRICK SOUND DDC + DAC VS. Asoyaji Audio "Minimal DAC Du"

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前回行ったDAコンバーター音質比較についで2回目となる比較対決です。新たにケンリックサウンドショウルームへ場所を移し、"Minimal DAC Du"の出力ゲインもハイからノーマルに戻して両社のゲインを揃え、再び当社「KENRICK SOUND DDC+DAC」と「Asoyaji Audio "Minimal DAC Du"」を慣らし比べしました。リモコン式ラインセレクターでAB比較ができるようにセットして、同一のWAV楽曲を同時タイミングで再生する仕掛けです。

このような規格は中々面白い実演になりますので、次も機会があれば実施したいと思います。

「良い音」って何?音の出口“スピーカー”と入口の“音源”そして通り道”の重要性「パーツの方向性管理」についてのお話し

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徹底性を持って当社で取り組んでいる「良い音」に対する姿勢の片鱗をこの動画から感じて頂けることと思います。

Merry Christmas!! 2019 ケンリックサウンドからメリークリスマス!!世界最高峰の音質でお届け

スピーカーエッジ、貼る?張る? Tension : One important aspect in speaker re-foaming.

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ケンリックサウンドの熊木です。
This is Kumaki from Kenrick Sound.

今回のブログはスピーカーエッジを”貼る”際、どのように”張る”のが重要であるかをテーマとして書きたいと思います。
In this article, I would like to feature one important aspect of speaker re-foaming: tension.

”はる”という字句について。モノとモノとを接着する際には、”貼る”という表記を用います。もちろん「スピーカーのエッジを”はる”」については、この漢字が当てはまります。
It may be easy to just re-foam a speaker in any way, but to make it good, it is necessary to control the tension on the speaker foam.

一方で、”張る”という表記は、そこに何かしらの応力が掛かっている場面で用いられる漢字のようです。例としては、”気を張る”、”胸を張る”、”テントを張る”、などが挙げられるように、まさに外的な力が加わって保たれている様子を表しています。
The tension on the speaker foam will determine the flexibility and how freely the speaker cone will be able to move in either direction.

エッジをフレームへ貼る作業行程で最も重要なポイントは、エッジロールの張り具合、つまりエッジ素材へ、どの程度の”張り”を持たせて”貼り”込むかということです。この加減ひとつで、音質の善し悪しを大きく左右するほど大切な工程となります。接着が完全乾燥するまでの間、スピーカーコーンが最もしなやかに振幅運動できるエッジのロール幅、ロールの高さ、それらを正しく形作りながら完成へと導くことがコツです。それから、円周形状のエッジ全体を均一幅になるよう仕上げることも、気持ちよく伸びる良い音を出すためには不可欠です。
For the speaker cone to be able to move as freely as possible, the foam must have an ideal shape and tension.


この写真から分かるように、当社の人工セーム革エッジはコーン紙が最も柔軟に動くことのできる理想的な形状で作られています。
As you can see, our KRS artificial leather foams are made with the ideal shape for the speaker cone to move as flexibly as possible.


この理想形状を崩さず、そのままの形を保ちながらエッジを貼り(張り)ます。
The ideal shape of the foam must be kept while re-foaming the speakers.


ロール幅を均一に保たなくてはコーン紙の動きに偏りが生まれる恐れがあります。
Also, the roll width of the foam must be equal all around, or else the speaker one movement may lean towards one way.

このように、スピーカーのエッジは単に”貼る”だけではなく、正しく”張る”必要があるということです。
As you can see, there are a few things you must be careful about, in order to re-foam your speakers properly.

3/15(金)本日開店!白金台レストラン『LIKE(ライク)』ケンリックサウンド音響プロデュース

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先日ブログでご紹介した白金台の多国籍料理レストラン『LIKE(ライク)』が複合型ショップ・ビオトープ内にて、本日3/15(金)18時よりオープンいたします。

JBLカスタムアップグレードのスピーカー『KENRICK SOUND Model 4344』を中心としたアナログのサウンドシステムをケンリックサウンドにてプロデュースいたしました。DJミキサーは外せないというオーナー・原様の意向を汲み、ご予算の範囲でいかに音の質を高めるかというポイントを意識しました。

肝となる今回製作したLCR型フォノイコライザーにてラインレベルに整えた信号を直接ミキサー『Allen & Heath Xone:DB4』に受け渡すことで、内蔵フォノイコを介さず、鮮度が高いままミックス処理が行えます。ターンテーブルは『Technics SL-1200LTD』×2台、カートリッジは『Ortofon Concorde Gold』のスタイラスを『Reloop Concorde 20 Years』モデルのシェルに組合わせたもの。パワーアンプは『Crown D75A』をチューニングしたモデルです。電源には専用200V回路からステップダウンした115Vを使用しています。

2019年3月15日(金)18:00 オープンのレストラン『LIKE』
※オープン日のみ、ディナータイムからの営業
〒108-0071 東京都港区白金台4-6-44-3F
TEL 03-5422-8183
営業時間:11:30〜23:00 (L.O 22:00)
定休日:月曜、第2、4日曜
https://www.biotop.jp/likeopen/










































ハーツフィールドへ搭載予定:JBL 150-4Cの新品リコーン作業 Reconing of JBL 150-4Cs being made for JBL Hartsfields

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ケンリックサウンドの熊木です。
Hello, this is Kumaki from Kenrick Sound.

本日のブログでは現在作業を進めているハーツフィールドに搭載するJBL 150-4Cの新品リコーンの様子を紹介したいと思います。
In today's blog, I would like to share with you the reconing process of JBL 150-4Cs, which will be used for the JBL Hartsfields that we are working on at the moment.


150-4Cのリコーン作業はコーン紙の加工から始まります。使うコーン紙は、コーンとギャザードペーパーエッジが一体型のフィクスドエッジタイプのものです。
The reconing of the 150-4C starts with processing the cone itself.  We will be using a cone with fixed gathered paper surrounds.


まず、ボイスコイルがちょうど取り付けられるほどの大きさに底面を加工します。ハサミを使い適度に切り抜いたら、最後はサンドペーパーを使って微調整します。ボイスコイルのフィット具合が緩すぎると接着の際にコーン紙が変形する恐れがあります。逆にフィット具合がきつすぎると、ボイスコイルが変形してしまう恐れがあります。
The first step is to cut the inner circumference so that the voice coil fill fit stably. Cut using scissors first, and make the finishing touches with sand paper. If the voice coil is too loose, there is a possibility that the cone will deform when you attach it; and if it is too tight, the voice coil will deform.

次に、エッジとコーン紙全体のエージング加工です。残念ながら詳細はお伝え出来ませんが、当社のノウハウを反映した特別な方法でエージングを施します。この作業が準備段階の肝であり、完成時の出音を左右します。数日間かけて調整をしたコーン紙を使って組みあげたスピーカーは、最大限自由に振幅することができ、150-4Cが秘めている潜在能力を引き出すことができます。
The next step is to work on the cone and the surrounds.  I'm afraid I can't share our process since it is a special way that we took some time and work to complete; but by applying this process(which takes a few days), we are able to age the cone and the surrounds. In which case we are able to achieve as much movement of the cone as possible when the speakers are made. Thus pulling out the full potential the 150-4C possess.



続く
To be continued.


お客様からの頂き物、最近完成したスピーカーユニット修理 Delicious sweets given to us by customers, and recently completed speakers

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ケンリックサウンドの熊木です。
Hello, this is Kumaki from Kenrick Sound.

今回のブログではお客様からの頂き物と最近完成したスピーカーユニットの修理品をいくつか紹介します。
In today's blog, I would like to share some confectioneries our customers brought for us when they came to our shop, and some recently completed speakers.



こちらのお菓子は現在スピーカーのカスタム中のお客様、そして以前ケンリックサウンドからスピーカーを購入されたお客様からそれぞれ頂いたものです。わざわざ遠方よりご来店の上、お土産までくださいまして誠にありがとうございます。
These sweets were give to us by a customer who is customizing 2 pairs of speakers at the moment, and another who bought some speakers from us before.
We are grateful to have them both visit us from far away, and not only just to visit, but bring us something for us.  Thank you both very much.

以下は最近完成したスピーカーユニットの写真と作業内容です。
Below are photos of recently completed speakers and a list of the work was done on them.


[ JBL 2214H ]
クロスエッジ交換
ダンパー新品交換
金メッキ端子交換
New cloth surrounds
New speaker spiders
New gold plated terminals



[ JBL 2231H ]
人工セーム革エッジ交換
ダンパー新品交換
フレーム再研磨
リード線新品交換
New artificial leather surrounds
New speaker spiders
Speaker frame refinishing
New speaker lead wires



[ Celetion Ditton66 Woofer ]
クロスエッジ交換
New cloth surrounds

スピーカー修理のご依頼はシステム全体、又はユニット単体でも受け付けておりますので、お手持ちの製品で気になるところがございましたら是非ともご相談くださいませ。
We can do restorations for the whole system, or repairs on speakers by themselves.  If you have any interests or questions you want to ask, feel free to let us know.

兵庫県・山田様 JBL Paragon ケンリックカスタム、超弩弓 845管球式モノラルパワーアンプ Phasemation MA-1、納品【前編】

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兵庫県・山田様のご新居へ「世界品質 ケンリックサウンド・カスタム JBL純正パラゴン初期型 PARAGON 最高峰カスタム音」と超弩弓 845管球式モノラルパワーアンプ 「Phasemation MA-1」を納品してまいりました。仮セッティングにも関わらず、得も言われぬ美しい音を再現しております。

現在、本国スイスにて製作中のプリアンプ、「FM Acousitcs FM255MkIIR」が完成次第、直接お持ちして最終セッティングを行う予定です。

スピーカーユニット内 ダストフィルター交換の必要性 The need to change dust filters of speaker component

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ケンリックサウンドの熊木です。
Hello, this is Kumaki from Kenrick Sound.

本日のブログではダストフィルター交換の必要性について説明したいと思います。
In today's blog, I would like to talk about the need to change the dust filter of your speaker unit.

スピーカーユニットにはマグネットのセンターポールに大きな空気孔があるタイプのものがあります。当社で扱っている多くのJBLユニットもこれに該当します。
Some speaker components are designed with a big hole - vent in the center pole of the magnet, and many of the JBL components that we work on have that characteristic.

スピーカーに信号が入るとコーン紙がピストン運動を行いますが、空気の逃げ道を作ることによってコーン紙の動きを阻害しないために設けられた孔です。この孔からゴミや埃が入るのを防ぐために、ダストフィルターが備わっています。しかし、このダストフィルター自体もJBLオリジナルエッジ同様のウレタンスポンジ素材のため経年劣化によって朽ち、ゴミとなり落ちた先の狭いギャップ内にて固着して異音の原因になってしまうことがあるのです。
The reason for the vent is that when there is a signal put into the speakers, the speaker cone moves in a piston motion vertically. There is a hole, so the air inside can get out and not interfere with the speaker cone's movement.


上の写真のようにスポンジ素材のフィルターがついていることがあります。
As you can see from the photo above, sometimes there is a filter made of sponge on these holes.


このように朽ちてしまい、底に落ちてしまっていることも。
They may deteriorate, and sometimes are found completely loose.


朽ちたダストフィルターや古い接着剤を完全に除去し、綺麗に掃除をして、朽ちる心配のないポリプロピレン材のメッシュへと貼り替えます。
We will clean thoroughly and install a new polypropylene mesh net that has no worries of deteriorating.



お客様の声 長野県 坪木様 KRS 4346、JBL 4311、6年ぶりにスペシャルアップグレード

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長野県の坪木様より、6年前に購入してくださったKENRICK SOUND Model 4346 & 4311を、今回スペシャルアップグレードされたいというご要望を頂戴しました。

現在当社が有する最高の技術とノウハウを注ぎ込み、いずれのスピーカーにおいても誰が聴いても驚愕するほどのレベルに達しました。音の出口であるスピーカーのみならず、入口となる音源となるDDCとカスタムDACをはじめ、アンプから電源に至るまで、完全にケンリックサウンド仕様へと変わり、全ての領域が明らかに大きくステップアップいたしました。

とりわけ、方向性統一を実施した純銀単線で製作するスピーカーケーブル、電源ケーブル、ラインケーブルの効果は絶大です。

お客様の声 和歌山県 池田様 KRS 4343、DDCとカスタムDAC、PCオーディオ一式 納入

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和歌山県・池田様の専用防音室へ「KRS 4343 ファインメットコイル & Mundorf MCap EVO Silver/Gold/Oil、SUSホーン装備」をはじめとした、PCオーディオシステム一式を納入しました。もちろん、音の要となる入口、つまり音源は当社DDCとカスタムDACで完結いたします。最高の環境が整いました。

方向性統一を実施した純銀単線で製作するスピーカーケーブル、電源ケーブル、ラインケーブルの効果も絶大です。

お客様の声 青森県 田沢様 世界最高峰レベル・ケンリックサウンド KRS 4344 、DDCとカスタムDAC、PCオーディオ一式 納入

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ここはバーでもレストランでもありません。プライベートのためだけに、2,000万円を掛けて作った男の趣味空間です。

そこへ約1,000万円でケンリックサウンドの最高峰スピーカーの一つである純銀単線配線・外部ネットワーク式「KRS 4344」再生装置である当社オリジナルDDC+カスタムDAC、RCAヴィンテージ845真空管アンプというハイエンド音響システムを導入することになった特別な日の納入動画です。

これだけのお酒を有していて営業目的ではないということに驚きますが、私と一つ違いの年齢(42歳)で、この徹底ぶりには脱帽です。ただただ居心地が良いスペースで、時が経つのを忘れて音と酒に酔いしれることができるのは至福のひと時です。

田沢様にも大変お喜び頂き、当社としても光栄です。今後ともよろしくお願いいたします。

ケンリックサウンド YOUTUBE チャンネル再登録のお願い

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最近、当社YouTubeアカウントにあった一部の掲載動画に使われる音源が著作権問題に関わるとして、規約上削除されることとなりました。複数の削除が重なるとアカウント消失となります。よって、12年前より約5000本の動画をアップロードしておりましたが、全て再スタートの運びとなりました。お手数ですが、以下URLにてアカウントの再登録をお願いいたします。
https://www.youtube.com/channel/UCzJBcivuVa0iBJSf7UYTOtw/


お客様の声 兵庫県 佐々木様 JBL 4331A (2231A) 半永久耐性 セーム革エッジ交換

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二十歳頃に頭金を握りしめて、70回の割賦払いの契約をワクワクしながら行ったこと、43年前ですかね。これでお金が尽き、暫く当時は4331Aの上にラジオを乗っけて、その気になって聞いていました。管理人として住んでいた、神戸市は舞子にある孫中山記念館別館で、周りは海と松林の中、数十畳の部屋でガンガン鳴らして聴いていた時期がありました。刷毛のようなスティックが一本いっぽん当たる音が聴こえてきたときにはビックリもし、感動もしました。子供たちがチェロを弾きますので、バッハの無伴奏チェロ組曲の聴き比べ、サックスの楽器自体が震える音がいいですよね。どんな音を奏でてくれるか、一日千秋でお待ちしています。

上記のお問い合わせを頂戴して、JBL 4331A (2231A) のセーム革エッジ交換を兵庫県・佐々木様へ実施いたしました。2か月、完成してから頂いたコメントをご紹介いたします。半永久耐性の当社開発人工セーム革エッジは、しなやかで貼り立てから良い音が長持ちいたします。佐々木様、今後ともよろしくお願いいたします。

【お客様のコメント】

トランペット、ホルン、サックスやチェロ独奏は最高ですね。それとブラシでドラムやシンバルを叩くときに、一本一本が当たっているような音が聴こえます。弦楽のブレスやサックスの枯れた音づかいも最高ですね。御社に張り替えていただいて、最高です。全体をいつの日にか御社にチューニングをお願いしたいですね。


ウーハーをリペアーしていただき音出し後、北海道の現場、インド工場での研修、名古屋で内覧会、また北海道の現場での立会い、そして年が明けてシンガポール社での会議などなどでぜんぜんじっくりと、落ち着いて聴く時間を持てなかったです。完全引越しが伸びに伸びて2月1日に決まり、他の家具で占領される前にダイニングリビングにシステムを移動しました。それまでの部屋を賃貸に出していれば4331Aをフルリペアーに出してもお釣りがあったかもしれません。

聴く位置をいろいろと変え、またソースもいろんなジャンルで音出しをしました。スピーカーの移動、再設置で疲労困憊してしまい、音楽を聴くレベルまでには達しませんでした。でも、購入当時より良い音を奏でてくれていると思います。知り合いがアンプとCDプレーヤを鋭意製作中で届きしだい、じっくりと楽しみたいです。この半分のスペースにキッチンテーブルやらがやってきますし、CHERUBIM付近の壁に大型TVの設置が予定されています。L字でTV、オーディオ観賞ソファーも考えています。

HPにてフルリペアーされたJBLスピーカーが元々の生まれた姿よりも一段も二段も生まれ変わった様子を拝見し、御社のことをもっと早く知っていればと思う反面、10年掛かっても御社にフルリペアーをお願いできたらと。。。

ありがとうございまいした。

佐々木


お客様の声 東京都 芝垣様 JBL 316 PRO 半永久耐性 クロス素材エッジ交換

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芝垣様よりご依頼いただいた、JBL 316 PRO の劣化したウレタンエッジを、当社にて半永久耐性クロス素材エッジに交換いたしました。直接引取りに来られた際の音確認では、大変驚かれていらっしゃいました。この度は誠にありがとうございました。


【お客様のコメント】

芝垣です。先日はJBL 316PROの修理でお世話になりました。ありがとうございます。音はもう、、、最高です!!!こちらに写真を送るにはあまりに小型のスピーカーですが気に入って使っていました。出張で長期間離れ1年ぶりに音を出したところ、随分音がわれ、カバーを外すとエッジがぼろぼろでした。

ケンリックさんに見ていただくとツィーターも一つ壊れていました。作業内容は、エッジをクロスのものへ交換、ツイーターの交換、紙製ガスケットからテサテープへの交換をしていただきました。

そして待望の音は…?

びっくりですね!大げさではなくあまりにびっくりして言葉を失いました。

ケンリックさんに引き取りに行きその場で音を確認したのですが、最初に鳴ったピアノの音に張りもあるしリアルだし…別のスピーカーが鳴っているのだと錯覚しました。

アルトサックスとペットの音の違いがわかりにくいような状態で使っていた私が悪いのですが、今はもう音を直接触っている感じです。ところでこのスピーカー、ランプがついていまして、これが赤色に光らない程度の音量で聴くとスピーカーに優しいようです。JBLでは少し風変わりな機構だと教えていただきました。音が無制限に出せる環境なので気をつけます。大満足です!

音はもうほんとにすごいんですよ笑 これがもう。。笑 管楽器の響き方とか、ハケみたいなのでドラムを叩いている感じも目の前にあるようで。


近々完成予定 JBL C34 縦型ハークネスの途中作業。 Soon to be completed JBL C34 vertical Harkness.

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ケンリックサウンドの熊木です。
Hello this is Kumaki from Kenrick Sound.

本日のブログでは近々完成予定のJBL C34 縦型ハークネスの途中作業を紹介します。
Today I will be writing about our soon to be completed JBL C34 vertical Harkness.

こちらはリコーン作業中のJBL 130Aです。
This is a JBL 130A that is being reconed.



ノウハウを詰め込んだ特別な方法でエージングを施し、音のポテンシャルを引き出します。
使用するマグネットは再着磁済みのものです。
It will be aged in a special process, to get its full potential. The speaker magnet has been re-magnetized.

こちらはテスト段階のオリジナルネットワークです。
This is a photo of the original crossovers that are to be installed.



LFのハイカットには Mundorf Mcoil CFT を使用。
HFのフィルターに使用するコンデンサーは Mundorf Evo Silver Gold Oil。
For the low frequency filters, we will be using Mundorf Mcoil CFTs.
For the high frequency filters, Mundorf Evo Silver Gold Oil caps.


これから実際にスピーカーに仮組みして、音を聴きながら最適なコンデンサーの容量、組み合わせを決めていくところです。
The next process is to test out which combination of capacitance is best by listening to the sound from different kinds of combinations of capacitance.

ネットワークデザインにあたり、コンデンサーの組み合わせ作業は極めて重要です。
数値的に同じ容量になっても、組み合わせ方で音が劇的に変化してしまうからです。
The combination and capacity of the caps is a very important process, because even if the capacity is mathematically the same, depending on the combination, the sonic result will vary.



続く。
To be continued.

お客様からの頂き物、最近完了したJBL 4343用カスタムアップグレードネットワーク。 Food and sweets given to us from a customer, and recently finished crossovers for JBL 4343.

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ケンリックサウンドの熊木です。
Hello this is Kumaki from Kenrick Sound.

本日のブログではお客様からの頂き物と最近完成したJBL4343に搭載されたカスタムアップグレード3143ネットワークを紹介したいと思います。
In today’s blog I would like to share some food and sweets that were sent to us from a customer who bought speakers from us, and recently finished custom upgraded crossovers for JBL 4343.



こちらの写真は当社からスピーカーを購入されたお客様からの贈り物です。
とても上品なお味で、大変美味しく頂戴しました。お気遣いありがとうございます。
These are some food and sweets sent to us from a customer. The flavor was elegant and delicious. We appreciate it very much when people send us stuff like this.

こちらはカスタムアップグレードされたJBL4343用の3143ネットワークです。
Below is a photo of the custom upgraded 3143 crossovers.


以下、施した作業。

【JBL 3143 ネットワーク】

LFハイカット用コイルをファインメットカットコアへ変更
ハイグレードコンデンサー交換
アッテネーター交換
背面大型金メッキ端子交換
ロシアンMILスペックセレクタースイッチ交換
テフロン銀メッキ線全配線交換
全コイル、抵抗の極性最適化

Below is a list of the upgrades that were done.

【JBL 3143 crossover】

Fine met cut core inductors for low frequency filters
High grade Capacitors
L-pad attenuators
Gold terminals
Russian military grade rotary switch
Teflon silver coated wires
All resistors’ and coil’s phase and polarity has been adjusted to their best direction.

最高な状態のスピーカーユニットを活かすには、信号の通り道となるネットワークの品質はとても大きなファクターです。スピーカーユニットの修理をする予定の方は、そのタイミングでスピーカーのフルレストアもお考えになってはいかがでしょうか。
To make the best of our perfectly restored speaker components, having good crossovers is key. If you are thinking about fixing your speaker components, you should give fully restoring your speakers a thought.

心地よい大音量 麻布十番『AlNiCan Rhodes Bar』アルニカン・ローズ・バーの最新事情

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東京・麻布十番の『AlNiCan Rhodes Bar (アルニカン・ローズ・バー)』の店内最新事情をお届けします。メインのスピーカー、JBLローズを背面からライトアップする照明が備わり、店名のロゴが大きなサインで店先に導入され、ますます雰囲気が固まってきたと思います。

前回と繰り返しの表現となってしまいますが、大音量なのにすんなり会話が出来てしまう、実に抜けの良い音であることが特長です。動画からも伝わるように、お客様同士の会話と、スピーカーからの音楽再生音はまるで別録りして重ねたかのように、明瞭でバランス良く飛び交っている様子が表れています。

一瞬のうちに空気中に放たれて、次の瞬間潔く経ち消える、そんな後腐れのない生に近い性質の音だからこそ、長時間でも聴き疲れせずに楽しめるのだと感じます。

お店の基礎的な情報は、店舗オープン時のブログをご参照ください。

〒106-0045 東京都港区麻布十番2-18−1-B1F
電話番号:03-6435-3905
営業時間:17:00 - 26:00
定休日:ほぼ年中無休
場所地図 : https://goo.gl/maps/NTtLDW3CkSp

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